シミを防ぐのに効果がある栄養素5つと代表的な食べ物はコレ!

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みけけです!

 

ふと鏡を見たら、いつの間にかできていたシミに愕然となる、そんなことはありませんか?

これ以上、シミを増やしたくないですよね。

 

皆さん、シミにならないために、毎日のスキンケアをがんばっておられることと思います。

でも、体を作るのは食べ物!

 

今回はシミを予防するのに効果のある食べ物についてまとめてみました。

 

 

シミはどうしてできるの?

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まず、シミはどうしてできるのか、そのメカニズムを探ってみたいと思います。

 

肌が紫外線を浴びると、細胞内の核に存在するDNAが損傷を受けたり、皮膚ガンになったりする恐れがあります。

表皮の一番下の基底層にあるメラノサイトは、それを防ぐために、メラニン色素を作りだします。

メラニン色素は真皮層に紫外線が届かないように、帽子のような役割をしてくれます。

 

メラニンというとシミの大敵のようなイメージを持たれている方もおられるかも知れませんが、本来、メラニンは私たちの体を守る働きをしてくれるものなのです。

 

作り出されたメラニンは、表皮のターンオーバーによって角質とともに排出されますが、いろいろな原因でメラノサイトが活性化されると、メラニンが過剰に作り出され排出されずに残ってしまいます

 

それがシミになるのです!

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シミになる原因は?

それではどのようなことが、メラノサイトを活性化させる原因になるのでしょうか?

 

紫外線

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皆さんもご存じのように、紫外線が一番の原因です。

紫外線は細胞の中にある核をも破壊する力があり、最悪の場合は皮膚がんになります。

そうならないようにメラノサイトがメラニン色素を作りだし、それを周囲の表皮細胞に供給します。

通常は、紫外線を浴びなくなるとメラニン色素は作られなくなり、ターンオーバーによってもとの肌色にもどります。

しかし、ターンオーバーがうまくいかないとメラニンが排出されずにシミになってしまいます

 

炎症

ニキビや虫さされ、火傷など、皮膚に炎症が生じると、そのダメージを回復するために、新しい細胞を作ろうとする働きが活発化します。

そうするとメラノサイトも一緒に活性化し、メラニン色素の生産が促進されてしまいます。

 

摩擦

どこかに顔をこする、顔をゴシゴシ洗う、顔をかくなど、摩擦によってもシミができます。

外からの刺激から肌を守ろうとメラノサイトが活性化し、メラニン色素を作り出すのです。

 

化粧品

メイクのためのファンデーションやコンシーラー、口紅などには合成界面活性剤が含まれています。

合成界面活性剤は、本来混ざらない水と油を混ぜる働きがあり、化粧品の成分を均等に混ぜ合わせて、使用感や機能性を高めるために使われています。

 

しかし、合成界面活性剤は肌を覆っている皮脂を溶かし、肌の乾燥を進めます。そうすると肌のターンオーバーが乱れ、シミができやすくなってしまいます。

 

ストレス

ストレスを感じると体は緊張状態になり、自律神経が正常に働かなくなります。

すると、ホルモンの分泌に関わる部分が誤作動を起こし、メラノサイトを活性化させ、メラニン色素を大量に作り出します。

 

食事

ファーストフードやコンビニ食、スナック菓子、甘いお菓子等を頻繁に食べていると、油や白砂糖を過剰に摂取することになり、体内で活性酸素が発生します。

すると体内の老化が進み、新陳代謝がうまく行われずにメラニン色素が沈着し、シミの原因になります。

 

 

シミにならないための栄養素と食べ物は?

上記のような原因で、メラノサイトが活性化され、メラニンが作られたとしても、ターンオーバーが正常に行われているならば、メラニンは体外に排出され、シミにはなりません。

 

ターンオーバーとは、お肌の新陳代謝のこと。

いわば、お肌の生まれ変わりです!

 

肌の内側の基底層で生まれた細胞が、次第に角質層の方へ浮き上がり、ついには垢となって剥がれ落ちる、肌はこのサイクルを繰り返し、生まれ変わっているのです。

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ターンオーバーの周期は年齢などによって変わりますが、おおよそ28日と言われています。

だからターンオーバーが正常に行われたら、メラニンができたとしても時間になったら排出され、シミにならずにすむのです!

 

ということは、シミを予防するためには、ターンオーバーを促進する食べ物を摂る必要があるということになります。

 

では、ターンオーバーを促進する栄養素と食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

ビタミンC

シミの原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用の高い栄養素で、メラニンの生成を抑制してくれます。

 

ビタミンCを多く含む食べ物には、イチゴ、赤ピーマン、パセリ、芽キャベツ、柿などがあります。

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レモンなどの柑橘類にもビタミンCが豊富に含まれますが、柑橘類にはソラレンという光毒性物質が含まれており、このソラレンは、紫外線を多量に肌に吸収してしまう性質を持っています。

そのため、日中に柑橘類を食べるのは避けましょう。

 

イチゴにはレモンの2倍ほどのビタミンCが含まれていますので、朝食にイチゴを2,3個食べるのはとてもおすすめです。

 

また、ビタミンCは熱に弱いので生で食べたほうが良いです。

 

ビタミンE

ビタミンEは「若返りのビタミン」と呼ばれ、血液をサラサラにして、血流を改善し、細胞の新陳代謝を活発にしてくれる効果があります。

紫外線から肌を保護する働きもあるため、シミ予防の効果も期待できます。

 

ビタミンEを多く含む食べ物は、アーモンド、オリーブオイル、モロヘイヤ、うなぎなどです。

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ビタミンの中には体内で生成されるものもありますが、ビタミンEは、外から摂らなければいけません。

また、ビタミンCと一緒に摂取することで、さらに抗酸化作用が高まります。

 

ベータカロテン

ベータカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変わり、皮膚の新陳代謝を高めて、肌のスムーズな生まれ変わりを助ける働きがあります。

 

ベータカロテンはニンジンカボチャなどの緑黄色野菜に含まれることは皆さんよくご存じだと思いますが、シソにはそれ以上のベータカロテンが含まれています。

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また、ベータカロテンは熱に強く、油とともに摂取するとその効果が上がるので、シソの葉の天ぷらや肉や魚のはさみ焼きはシミ予防におすすめです。

 

ビタミンB2

新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促します。

豚レバー牛レバー、焼き海苔などに多く含まれます。

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エラグ酸

エラグ酸はポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持ち、メラニンを黒色化させるチロシナーゼの働きを抑える働きがあります。

その美白効果が注目され、化粧品にも使われるようになりました。

 

エラグ酸はザクロイチゴブルーベリーなどに含まれています。

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ザクロは少し高価ですが、1カ月程度は冷蔵庫で保存できますし、冷凍も可能です。

ジュースにしたり、種をサラダやデザートのトッピングに使ったりと様々に工夫して、日常の食生活に取り入れてみたらいかがでしょうか?

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

しみを予防するためには、外側からのケアだけでなく、内側からのケアが大切です。

 

毎日の食生活に、ターンオーバーを促進する食べ物を積極的に取り入れ、自信の持てるきれいな肌を手に入れましょう(*'ω'*)