基本は夏と冬?公務員の平均ボーナスってご存知ですか?

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ぺーたーです!

 

「ボーナスって月給のおよそ2倍ぐらいってホント?」

「ボーナス50万って多いほうなのかな?」

「年一回のボーナスは嬉しいけど、公務員は二回あるってホントかな?」

 

日頃の頑張りに対して会社が支給する、所謂「ボーナス」とはなんなのでしょうか?

特に、全学生の「安定の象徴」である公務員の給料・ボーナスの平均とはどの程度なのか・・・。

 

むやみに公務員だけを目指すのではなく、給与体系を理解した上で目標にしたいですよね!

 

ということで、今回は公務員の給与体系及びボーナスについて徹底解説していきます。

 

*そもそも「公務員」とは?

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皆さんが「公務員」と聞くと、安定していて定時で帰れて一生の職となる、と思う方がほとんどではないでしょうか?

 

一口に公務員といっても、市役所や国の省庁に勤めている人だけを指す言葉ではありません。

 

また「国家公務員」と「地方公務員」の二種の大きく分かれています。

 

前者になるためには国家公務員一種という資格が必要であり、後者は国家公務員二種という資格が必要になります。

 

他にも、警察官、消防士、保育士、教師、自衛官、国税専務感、裁判所事務官など多岐にわたります。

 

仕事の方針もほかの職種と違い、基本的に国民の生活がより豊かになるように貢献することがメインです。


給与の元手は税金から賄われており、財政が厳しくなると増税という処置を国がとり経済を循環させるのです。

 

民間企業と大きく違うところは、仕事自体が国と自分たちの生活に直結していることと、給与の出処は自分たち自身が収めている税金から賄われているということです。

 

*公務員の平均年収ってどのぐらい?

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安定の職と名高い公務員の平均年収がどのくらいなのか・・・。

年功序列制が根強く残っているので、年齢が高いほど(勤続年数が多いほど)給与はあがりますので必ずしも若い人と年配者の給与が平等というわけはない、ということは先に知っておきましょう。


一昔前のデータですと
・国家公務員の平均年収が670万円程度
・地方公務員の平均年収が580万円程度
という差が出ています。


年収だけでみると「結構もらってるんだなあ」という印象が強いように思えますが、国と直結しているので各種保険料、福利厚生にかかる手数料は全て完璧に引かれてしまいます。


そのため、月額給与がおよそ30万前後としても手取りはその70~80%程度が妥当だと言えます。


必ずしも年収=手取りということにはなりませんのでご注意くださいね。

 

ちなみに、日本最高峰の公務員「総理大臣」の年収をご存知ですか?
およそ5000万を超えていると言われています。


国を背負って毎日精神と人生をすり減らして働いている人にとっては安い金額なのかもしれませんね。

 

*公務員のボーナスについて

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まず最初に言っておきたいのが、公務員になればボーナスは「必ず」支給されるということです。


財政によって多少はカットされたりするものの、ボーナス無しということは絶対にありえません!なんとも心強い後ろ盾ですよね。


ボーナスの計算方法についてですが、期末手当と呼ばれるものと勤勉手当と呼ばれるものを合計した額になります。


期末手当とは、6ヶ月在籍を100とし、夏は120、冬は140の額が支払われます。(財政によって多少の変動あり)


勤勉手当も同じく、6ヶ月在籍を100としてうえで、所謂「査定評価」などの日頃の仕事ぶりや成果掛けて出されます。

 

ちなみに、ある年の公務員の平均ボーナスは50万弱という結果が出ています。


前述した計算方法によるとおよそ1.6倍ぐらいの給与ですね。


この数字だけをみると、所謂大手企業などには届かない額なので「ん~・・・」といった感じですよね。

 

*ボーナスの支給日はいつ?

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公務員のボーナス支給日はなんと法律で定められているのです!驚きですね。


規定によれば、支給日は夏が6月30日から、冬が12月10日からと固定されています。


固定はされているといったものの、例えば当日が祝日や日曜日に当たった場合は銀行が休みなので、必然と翌日に振込がずれてしまいます。


また、支給日には若干の猶予がありおよそ固定日から10日ぐらいならずれても問題ないようです。


夏は6月30日から7月10日まで、冬は12月10日から12月20日まで、ということですね。

 

日付があらかじめわかっていると、半期ごとに仕事のメリハリもつきますし仕事へのモチベーションもあがりますよね!


社会人になると様々な責任や人付き合いと戦っていかなければなりません。

 


余談になりますが一般企業ではボーナス支給はまちまちです。


年2回きっちり出してくれるところもあれば、年末に一回だけ、というところも・・・。


ブラック企業と呼ばれる労働基準法に著しく反した運営をしている企業も増えている中、ボーナスだけを基準に就職活動をするのは厳しいと言わざるを得ません。


大手企業になればボーナスは70万円を超えるところもあり、魅力的な数字と言えますがリストラの危険性もあります。


社会人として旅立つ際には、しっかりとした情報収集が必要不可欠なのです。

 

まとめ

 

いかがでしょうか?


年二回の決まった時期に確実に支給されるボーナス、勤続年数によって給料が上がっていくシステムが根強く残る職、そして最大の不安である「リストラ」が存在しない・・・。


この三つのポイントだけを見るとこの上なく最高の仕事だと言えるでしょう。


家族に絶大な安心感を与え、周りからも尊敬の念を向けられる仕事でもあります。


しかし、本当にそれだけでいいのでしょうか?

 

大学に入ったり、予備校や通信制によって公務員試験に受けるために勉強を続けている方は多くいると思います。


公務員の年収の数字だけに惑わされてはいませんか?


世の中には大学を卒業して何年も公務員試験を受け続けている人もたくさんいます。


「安定」を求めるあまり、自分の周りにある数多くのチャンスに目を向けていないのです。


もちろん、公務員という仕事は国と国民(自分自身)のために行う素晴らしい仕事であることは間違いありません。


ただ、あまりにも安直な目的で人生の役職を決めるのだけは避けたほうが無難かと思います。

 

しっかりと自分自身の将来を見据えた上で決めましょう!